イチローの3つの言葉

昨夜(3月21日)は、途中から(7回から)イチローの最終試合(マリナーズ対アスレチックス)をテレビ観戦した。
私自身はけっして良い野球ファンではないけれど、イチローの野球に対する真摯な向き合い方、野球=人生という生き方を、常に尊敬の目で見てきた。そのイチローが、最終試合後の会見で何を語るのか。聞き逃すわけにはいかなかった。
会見の冒頭で、「28年間はとても一言で言い表せるものではない」と述べたとおり、ときに言葉につまりながらのQ&Aだったが、自分のなかにある思いを、言葉を選びながらなんとか伝えようとする姿に、イチローの真摯な生き方そのものが凝縮されているように感じた。
特に印象に残った言葉は次の3つ。
「(日米28年の野球人生で一貫していたことは)野球への愛」
「他人との比較でなく、自分のなかの”はかり”に照らして、努力を続けてきた。その積み重ねでしか、自分を超えていくことはできない」
「(子供達へのメッセージとして)野球でなくてもよいので、夢中になれるものを見つけてほしい。好きなこと、夢中になれることであれば壁を超えていくことができる」
訥々とした語りではあったけれど、スティーブ・ジョブズのスタンフォード卒業式スピーチにも匹敵する、歴史に残るスピーチとなることと思う。