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Great!! 日経のFT買収

昨夜11時半すぎに、たまたま日経電子版をみたら、「日経によるFT(フィナンシャル・タイムズ)買収に、FT親会社の英ピアソンが合意」という超ビッグニュースが飛び込んできた。
記事を読んで驚くとともに、心からおめでとうございます、と言いたい気持ちになり、自分自身も背筋が伸びる思いがした。

日経は、私が新卒から8年半お世話になった会社だ(所属は出版局編集部)。入社した1990年にはちょうど300万部を達成し、成長している会社の良さを存分に享受することができた(チャレンジ精神、自由闊達さ、人間関係のおおらかさ、など)。その後、編集の道を究めたいと思って老舗出版社(筑摩書房)に転職したり、編集のスキルを企業の情報発信に応用したいと思って独立起業したりと、私自身のキャリアは変化したが、社会人としての基礎、経済を見る目、編集の基本を教えてもらったのは、日経だと思っている。

実のところ、就職する前まで日経は定期購読していなかったのだが、日経に入社後はもちろん自社の新聞を毎日読むようになり、今日に至るまで、25年間毎日読み続けている。1年くらい前に、若い人から、BtoBの分野に強くなるにはどうしたらいいか、と聞かれ、毎日日経に目を通せば、自然と企業社会で日々起きていることやその連関がみえてくるようになるよ、と答えた。それは私自身の実感だ。

日経が今回、FT買収という決断をしたことは、電子化、グローバル化の流れの中で、必然的なものだったのだろう。グローバル・ブランディング戦略という意味でも、日本の競合他社に対して競争の土俵を変えてしまったという意味でも、インパクトは計り知れない。現状に甘んじることなく、大きな決断をした日経に、心から敬意を評したい。