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Follow your contributionーベン・ホロウィッツの卒業式スピーチ

アメリカでは5月の後半が大学の卒業式シーズンのようで、毎年、この時期に著名人の卒業式のスピーチが報道されます(これまでにも、このブログでいくつか紹介したことがあります。ジェフ・ベゾス、ラリー・ペイジ、シェリル・サンドバーグなど)。

今年は、今日本でも『Hard Things』で話題のベン・ホロウィッツ(Ben Horowitz)が、自身も卒業生であるコロンビア大学でスピーチを行ったようで(5月19日)、同大学のサイトに記事が掲載されています(In SEAS Class Day speech, Horowitz encourages students to follow their contribution, not their passions)。

この記事に掲載されているうち、印象的な部分をご紹介します。
記事で、ホロウィッツは「パッションに従う」という月並みな言葉に警鐘をならした、という解説があり、それに続く部分です。

“Most importantly, following your passion is a very me-centered view of the world. When you go through life what you'll find is what you take out of the world over time—be it money, cars, accolades—is much less important than what you put into the world,” Horowitz said. “My recommendation would be follow your contribution. Put in your worth, give to others, help the world be better, and that is the thing to follow.”

「これが大事な点なのですが、自分のパッションに従うということは自分中心の見方で世界を見るということです。あなたがたは、これからの人生で、自分が世界から得られるものーそれがお金であれ車であれ名誉であれーよりも、あなたが世界に付け加えられるもの方がはるかに大事だということに気づくことでしょう。私がおすすめすることは、(パッションに従うというより)「自分が貢献できると思うこと」に従うことです(follow your contribution)。あなたの価値を他の人たちに与え、世界をよりよいものにしてください。それがあなたがたの行うべきことです。」

以上、意訳している部分がありますが、ご参考までに。

「contribution」という言葉には、英英辞典をみると、「an action or a service that helps to cause or increase something(何かを引き起こしたり増大させたりするのを助ける行動やサービス)」という意味があることがわかります。
ベン・ホロウィッツは今、ベンチャー・キャピタリスととして、まさにこの意味の”contribution”を行っています。彼自身の人生の“実感”がこもったこのメッセージは、きっと卒業生にストレートにとどいて、こんどは彼ら自身がその後の人生においてcontributionを行っていってくれることでしょう。

HARD THINGS

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