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「青の洞門」的ブレークスルー

 気がつけば、3月も終わり。年明けから3月上旬まで、“宇宙旅行的仕事”(http://d.hatena.ne.jp/fukukm10889/20120726)をしていて、それが終わった後、しばらく虚脱状態でしたが、ようやく気を取り直して、次の年度に向けての準備を開始したところです。3月中のメモとして、印象的だったイベント1つを、簡単にご紹介したいと思います。
 そのイベントとは、アカデミーヒルズで3月7日に開催された、「2人の起業家に学ぶブレークスルーを生み出す力〜既存の枠組みから飛び出し、たどり着いた地球貢献のかたち〜」(http://www.academyhills.com/school/detail/tqe2it00000j3mcv.html)。モデレーターは石倉洋子さんで、ゲストは、米国NPOコペルニクの共同創設者兼CEOである中村俊裕氏と、株式会社Piece to Peace代表の大澤亮氏。イベントの趣旨やゲスト二人の紹介は、上記リンクにゆずり、私にとって印象的だったお話をメモします。

  • 種を播いたあと、事業をいかに広げていくか。テレビに取り上げられるとか、ビッグ・イベントをするなども注目されるきっかけにはなるが、それだけでは駄目で、会う人ごとに事業アイデアを話し、リンクを張ってもらうなど、「地道」な活動の継続がとても大事(中村さん、大澤さん)。この二人の発言を受けて、石倉さんも、「自分のやりたいことを多くの人に話すうちに、自らのストーリーやビジョンがはっきりし、クリスタライズされる」とコメント。
  • 企業にアプローチする(B to B)のときは、ロジカルに説明することが大事だけれど、個人に訴えるには、心に響くメッセージがないとだめ。そう気付いて、感情に訴えるシンプルなメッセージを工夫するようにした(中村さん)。
  • 「事業アイデアをどうやって絞ったのか」という質問に対し、「起業はやはり大変なので、ビジョンをしっかりもって、それが、自分が本当にやりたいと思うものででないと、心が折れる」(大澤さん)。

 このセッションの全体を聞いていて、イベントのタイトルにもある「ブレークスルー」には、とてつもないエネルギーにより壁をぶちこわすブレークスルーと、「青の洞門」的というか、コツコツやっていくうちに、気が付いたら壁が壊れた、というタイプのブレークスルーがあるのだ、と気付かされました。私自身には、どーんと壁を壊すエネルギーはないのですが、こうした「コツコツ型」で、長いスパンでなら、もしかしたら小さなブレークスルーが生めるかもしれない、そんな風に感じ、元気をもらうことができました。