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美しく雄弁な言語、手話

言葉 コミュニケーション

 今日は、私が「コミュニケーションの達人」として尊敬している松森果林さんのブログをご紹介したいと思います。松森さんは、「松森果林のUD劇場〜聞こえない世界に移住して」というブログのタイトルが示すように、中途失聴者で、現在は、元気な坊や(手話の達人!)を育てながら、ユニバーサルデザインの専門家、エッセイストとして活躍されています。
 その松森さんの最新のブログに紹介されていた手話を、引用させていただきます。

「桜」という手話は八重桜の花びらの重なりをイメージして表現します。
京都で桜が有名な場所というと、嵐山です。嵐山の手話は「桜」を2〜3回繰り返し桜がたくさん咲いている様子を表すと、京都の手話通訳さんに教えてもらいました。
見ただけで華やかで美しい手話。
こんなご当地手話って、素敵ですよね!

今日本中の皆が、何かをしたい、自分にできることはなんだろうか?と考えていると思います。そこで
「ボランティア」という手話を紹介しました。
この手話は、人さし指と中指を下に向けて人が立っている様子。これを両手でそっと並べて、一緒に歩き出す様子を表現します。
「困っている人を助けてあげる」ここには〜〜してあげる。という力の弱い人、強い人との上下関係が出てきます。でも、困っている人を助けるのは人として当たり前のことです。ボランティアとは「〜〜してあげる」というものではなく、相手に寄り添い、一緒に一歩を踏み出すということなのですね。

手話は本当に美しく雄弁な表現ですね。コミュニケーションとは「魂と魂の響き合い」と語る松森さんの新著、『誰でも手話リンガル』も、ぜひ手にとってみてください。

誰でも手話リンガル (学びやぶっく)

誰でも手話リンガル (学びやぶっく)