選択肢の大切さ、イノベーションについて

 今日は、仙台を拠点に活躍されているアイデア創出支援の第一人者であり、被災された後も果敢にブログで発信していらっしゃる、石井力重さんの言葉を紹介します。

危機というのは人を強くします。(中略)
どんな時も、選択肢は必ず作り出せる。可能性を信じて難局を乗り切りたいと思います。

石井さんのブログでは、その後も毎日、被災地で役立つアイデアが次々と発信されています。
 もうひとつ、当ブログの読者の多くの皆様にもおなじみの、勢川びきさんの4コマ漫画ブログから。漫画と一体化しているので、ぜひ、リンクをクリックしてみてください。

  • イノベーションは「制限事項」が多いところで生まれる
  • BOPプロジェクトでやっているのと同じく、「その場の人々」の視点に立てるかどうかが最重要

 今回の震災を通じて、通信手段にせよ、交通手段にせよ、エネルギーにせよ、「選択肢」が複数あることの重要性が痛感させられています。
 少し大きな話をすると、これまで、技術はあるけれど「コスト」が問題で実用化・商用化が進んでいなかった諸々が、この震災の危機をのりきったあとに、日本から、大きく花開く気がしてなりません。
 エネルギーをみても、御承知のとおり太陽光、地熱、風力発電など様々な選択肢がありますし、車一つとっても、ハイブリッドカー、電気自動車の他に、すでに実用段階にある燃料電池車と、多様な選択肢があります。省エネの面からは、例えば今後、LEDへの置き換えが一気に進むことでしょう。在宅勤務なども、本格的に導入する企業が増えると思われます。
 選択肢を増やすことに加え、既存のものに、どういう機能を組み合わせたら、緊急時のバッファーになるのか(機器について言えば、外付けバッテリー、省電力機能、etc.)等々、ローテクも駆使した「組み合わせ」にも知恵が求められます。
 まずは皆で自分のできることをやりつつ、なんとかこの難局を乗り切り、その先のイノベーション・ルネッサンスの時代を、一日も早く迎えられることを願っています。

追記:
石井力重さんのブログに、震災日当日の記事がアップされましたので、リンクを張ります。
http://ishiirikie.jpn.org/article/43939232.html