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震災前・震災後

 大震災で被害に遭われた方々には、どのような言葉をおかけしていいのか、言葉が見つからない。
 何を語っても、安全な場所から空疎な言葉を吐いているような気がして、この2日半、何も綴ることができなかった。でも、今日からは無理矢理にでも日常にもどし、このブログでも、書けることをなんとか綴っていきたい。
 震災が起こった11日には、震災が起きる瞬間まで、ある資料を作成していたのだが、震災が起こった後、改めて資料を見直してみて、前提がまったく変わってしまったことに気がついた。
「日本は安心、安全、豊か」であることを暗黙の前提に描いていた日本の近未来像が、根底から覆されてしまったのだ。
 安心、安全、便利、快適、水も電気も使い放題。政治も経済も、小さな間違いはあっても、全体としては、それほどとんでもないことは起こらない。それらの暗黙の前提が、いかにもろい基盤の上にのっかっていたか。
 やるべきこと、考えなおさなければいけないことは山のようにある。放心してはいられない。