備忘録

「人生の編集力」

7月から9月にかけて、身辺でめまぐるしく物事が動き、なかなか落ち着いてブログを書く気分になれませんでした。 ここ数日は郵便物にも目を通せないでいたのですが、今日、そのなかで一番分厚い封筒を開けたら、母校の雑誌(「HQ」)の秋号が、5冊分入ってい…

転職、独立。「敗北」からの出発

久しぶりに、ちょっと真面目なテーマ、自分自身のキャリアについてのブログです。 今年4月に、母校の卒業生女性向けのイベントを手伝った関係で、自分自身のキャリアについてふりかえる時間が増えました。これまでも当ブログにちらちらと書いてきましたが、…

私的宇宙旅行?からの帰還

宇宙から帰ってきました、というと「エッ」と驚かれるかもしれませんが、ここ数日間、ギューっと考える、という作業をしていたので、感覚的には、宇宙旅行から帰ってきた、というのに近いです。 私は生来不器用なたちなので、同時並行的に仕事を進めるのはあ…

歴史と個人――3冊の本

連休なので、読書ネタを。年々、読む本の数が減ってきているのだけれど、それでも時おり、途轍もない傑作に出くわします。というか、私自身がとても好きなタイプの本に出合います。私の好きなタイプの本というのは、個人の人生を歴史の大きな流れの中に位置…

近況など

気がつけば2012年も、もう半分終わってしまいました。まとめて近況報告と雑感を。昨年は震災以後、半年くらい、仕事の動きがぱったりと止まっていたのですが、秋以降に忙しくなり、それが今年4月頃まで続きました。ゴールデンウィークはけっこうのんびりでき…

創業4周年を迎えて

今日、5月1日で、私の会社アテナ・ブレインズが創業4周年を迎えました。創業4周年を期に、心機一転ということで、ホームページをリニューアルしました。リニューアルは、ホームページ開設のときと同様、id:simpleAさんの会社にお願いしました。 さて、変えた…

ギャップタームに思う

大学の9月入学検討が本格的に始まった。そして9月入学と合わせて議論されているのが、高校を3月末に卒業してから大学に9月に入るまでの半年を、「ギャップターム」として、積極的に位置づけようというもの。 グローバルスタンダードに合わせた9月入学の…

2011年を振り返って

ちょっと早いですが、年末年始のご挨拶です。2011年3月11日の大震災は、私個人にとっても、たいへん厳しい出来事であり、以後、いろいろなことを考えさせられた一年でした。2008年に独立して、スモールビジネスとはいえ自分の会社を立ち上げて3年目。おおむ…

プロフェッショナルとして、あるいは「いい人をやめる」

最近、自分の最も大切にしている価値観が、「プロフェッショナリズム」である、ということに気がつき、その視点で見渡して見ると、諸々腑に落ちることが多いので、少し書いてみたいと思います。しばらく前に、ある分野のプロフェショナルになろうとしている…

オンラインの時間、オフラインの時間

TwitterにもFacebookにもほとんどいないし、ブログ更新も滞っているし、どうしているのかとご心配くださっている方も、もしかしたらいるかもしれないので、近況など。 元気にしています(持病の貧血をのぞいては、体調おおむね良好です)。仕事の方は、おか…

改めて、言葉の力について

今日、ある方とお話ししていて、3年と少し前の創業の頃の志を思い出したので、ブログに書くことにします。少々書きにくいこともあるのですが、あえて挑戦したいと思います。 このブログのタイトルが「The Power of Words」であり、また、自分の会社のホーム…

本・モノ諸々

明後日から1週間、電波の届かないところに行ってしまうので、その前に、最近目にとまった本やモノについて、ニュースクリップ的に。 このブログの読者の多くの方にはおなじみの、勢川びきさんの『サラリーマンに効くクスリ!』が発売されました。勢川さんの…

石巻へ

19日の夜から、夜行バスで宮城県・石巻市へ行ってきました(20日夜帰宅)。神奈川災害ボランティアネットワーク(ksvn)というところが運営しているボランティアバスでの1日だけのボランティアです。3.11以来、一度被災地を自分の目で見たいという思い、そし…

Business Ideas

ここ1カ月ほど、いろいろな方にお会いする中で、いくつかビジネスのアイデアをいただいたり、自分の中でアイデアが湧いてきたりしたので、メモとして書いておくことにします。実際にスタートしているものもあります。 ‐プロデュース◆かつて本業としてやって…

独立3周年

3年前(2008年)の6月30日に勤めていた出版社を退社し、翌7月1日から独立自営の生活がスタートしたので、気がつけば3周年です。独立してやっていくにあたり、屋根(会社)はあったほうがいいと思い、独立の2カ月前に登記はすませていたので、書類上の会社設…

ゴールデン・ウィークが終わって

ブログ等をみていると、皆さんそれぞれ、良いゴールデン・ウィークを過ごされたようですね。私はといえば、ゴールデン・ウィーク中は、関東地方から出ないで、のんびり過ごしていました。 映画を見たり(「英国王のスピーチ」)、バーベキューをしたり、コン…

自分が元気になること

3月11日以来、ほとんど引きこもり生活をつづけていたが、昨日、久しぶりに街に出て、親しい友人と会って食事をした。「自分がこれまでやってきたことの諸々がふるいにかけられた感じがして、しばらく何も手に着かなかったこと」「とにかく気持ちが落ち込んで…

一匹の羊

手元に本がないので、福田恒存「一匹と九十九匹と」を、茂木健一郎さんのブログから引用(孫引き)させていただきます。 ……かれは政治の意図が「九十九人の正しきもの」のうへにあることを知つていたのに相違ない。かれはそこに政治の力を信ずるとともにその…

上を向いて歩こう

震災が起こって以来、そして、数日前に悲しすぎて涙も出ないようなことがあって以来、一つのメロディーが頭の中で鳴り続けている。 坂本九の「上を向いて歩こう」(Sukiyaki song)。 いつか、2011年3月のことを、涙とともにでなく、かけがえのない記憶として…

震災前・震災後

大震災で被害に遭われた方々には、どのような言葉をおかけしていいのか、言葉が見つからない。 何を語っても、安全な場所から空疎な言葉を吐いているような気がして、この2日半、何も綴ることができなかった。でも、今日からは無理矢理にでも日常にもどし、…

A4の呪縛、あるいは女子用カバン考

20年来の悩みが解消した、といったら、少々大げさだろうか。 元来、着るものにはあまりこだわりがないのだが、靴とカバンには、いつも悩む。理想の靴、というのにはなかなか出合えない。デザインがよいものは履き心地が悪く、履き心地のいいものは、デザイン…

別人格で生きる?

このブログに書こうか書くまいか迷ったが、今年は「英語年」とひそかに心に決め、少しずつ書く練習や話す練習を始めた。まだ、中学英語すらおぼつかないレベルだが、何事も一歩踏み出すことが大事、と自分を励ましている。 そんな中学生以下英語でも、気付い…

新しい年に

皆さま、あけましておめでとうございます。 クリスマス前のイタリア旅行の余韻が年末・年始も続いていたのですが、ようやっと、平常モードに戻せつつあります。 時差ボケとかそういうことではなく、イタリアでの、「100年一単位」といった感覚に完全にやられ…

イタリア雑記帳

12月16日〜22日まで(23日に帰国)、ローマ、アッシジ、フィレンツェ、ヴェネツィアを回って来ました。前に書いたとおり、初めてのイタリアであり、ヨーロッパは16年ぶりです。 しかし…寒かった! ローマに着いた翌日には雪が降り、フィレンツェに移動したら…

整理もまた編集である

明日はいよいよ、独立して初めてのセミナー。プレゼンテーションの準備は、数日前にだいたい終わったので、今日はチェック程度にとどめ、あとの時間は、会社の帳簿付け(これは大抵、週末にやっている)と、家の掃除と、仕事部屋の片づけに費やしました。 プ…

電波の届かないところで

10日から12日まで、群馬県の嬬恋村で夏休みを過ごしてきた。あいにくの天候(3日間で晴れ間がのぞいたのはわずかな時間だけ)だったけれど、ぐっすり眠れ、栄養もとって、すっかりリフレッシュして帰ってきた。 ドコモしか入らないところなので、パソコンも…

失敗や苦労の量が多い人ほど成功の量が多くなる

今日は、近況報告を兼ねて、最近聞いた中で、いくつか印象に残る言葉をご紹介したい。 「目標を共有できます」 あるプロジェクトを一緒に進めることになった方の言葉。不確定要素が多い仕事の場合、スタート時点の条件より、むしろゴールイメージを共有でき…

ウェブ世界とリアル世界に橋がかかった日――棋聖戦ウェブ観戦体験記

得難い体験をした。産経新聞社主催の棋戦、棋聖戦をウェブ観戦したのだが、そこで、まったく予想しなかった新世界を垣間見ることができた。 梅田望夫さんの棋聖戦ウェブ観戦記は、この第81期棋聖戦で3年目。1年目のとき(2年前)に華麗にして豊饒な観戦記が…

道は私がつくる

「私の夢なんだから、ここから先は私が決めるは。」 「でも、もし道をはずれたら?」 「道は、私がつくるの。」 ――アリス・イン・ワンダーランド 「アリス・イン・ワンダーランド」は、女子の自立の物語だった。未知の探求。リスクをとる。フロンティア・ス…

もしも「もしドラ」をiPhoneで読んだら

以前に、読書端末としては、圧倒的にKindle派と書いたけれど、今それが少し揺らいでいる。 「もしドラ」をiPhoneアプリで読んだからだ。 実のところこの本は、紙の本で買って3分の2くらいまで読んでいた。でも、十冊くらい並行して読んでいるうちの1冊として…

電子出版の未来・本の未来

3月4日から昨日まで、4回シリーズのアゴラ・セミナー「電子出版の未来」に参加してきた。 第1回 3月4日(木):佐々木俊尚(ITジャーナリスト)「電子出版の現状」 第2回 3月11日(木):湯川鶴章(TechWave編集長)「電子出版ビジネスをどう始めるか」 第3…

半年分の近況?報告

気がつけば、前回のブログ更新から1ヶ月。このままだと、ブログを書くことの敷居がどんどん高くなってしまいますので、とりあえずの近況報告です(半年分くらいのご報告なので、近況と言うのは無理がありますが、とりあえず)。 仕事関連 独立して1年とちょ…

15年前と現在と15年後

15年ほど前に、「テレワーク研究会」という研究会の、ユーレイ会員だったことがある。ユーレイ会員という意味は、会合に2回くらいしか参加せずに、あとはニュースレターを送ってもらうだけだったので(所属した期間もたしか2年くらい)。当時「テレワーク」…

私の2009年ふりかえり

国をつくるという仕事作者: 西水美恵子出版社/メーカー: 英治出版発売日: 2009/04/07メディア: 単行本購入: 12人 クリック: 73回この商品を含むブログ (48件) を見るシリコンバレーから将棋を観る―羽生善治と現代作者: 梅田望夫出版社/メーカー: 中央公論新…

独立の感想めいたもの(いろはカルタ風に)

昨年の夏から、独立して仕事をするようになり、気がつけば一年がすぎている。一年がすぎた頃から、ようやく少し仕事らしくなってきた。サラリーマン(ウーマン)を辞めた理由のひとつに、「電車に乗って会社にたどりつきさえすれば、一日の仕事の3分の1くら…

キンドルと、グーグルと

めずらしく、衝動買いをしてしまった。 Kindle2のインターナショナル版である。注文していたのが、昨夜届いた。ドキドキしながら箱をあけると、瀟洒なキンドルが、しっかりと収まっていた。 見た目は、iPodが大きく成長したような感じ。 ちょうど、ペンギン…

不在であることの存在感

「conspicuous by its absence」という言葉は、id:simpleAさんに教わった(このエントリ)。 この言葉を思い出したのは、2ヶ月半前に亡くなった知人の家を、昨日お訪ねしたからである。お線香をあげて故人のご冥福をお祈りする、ということとともに、私がお…

心の中に「おもり」のある人

社会学者として民衆に関心を寄せ、いつもその時々の社会問題と四つに組んでいた清水氏(清水幾太郎)をわが国の典型的知識人とするならば、彼と対照的な人物として私がいつも思い浮かべるのは故吉田健一氏および福田恒存氏である。この二人は共に芸術の世界…

会うと元気がもらえる人

「ロールモデル」の一人としてあこがれている方にお会いしてきた。一橋大学大学院国際企業戦略研究科教授の石倉洋子先生である。共著で『世界級キャリアのつくり方』という素晴らしいプロフェッショナル論を書かれていて、また、日々のご活動の様子はブログ…

方針など

3月の半ばに試験的にブログを書き始めて、早くも20日あまりが過ぎました。 つたないブログを読んでくださっている皆様、★をつけてくださった皆様、本当にありがとうございます。 まだ試運転中なので、今後どのように変わっていくかわかりませんが、現在、当…