近況など

気がつけば6月も間もなく終わり、今年も折り返し…。日々の雑事に追われて、すっかりブログから遠ざかってしまっていたので、ここ半年くらいの仕事について、まとめてお伝えします。 (ブログも更新しないし、facebookにもほとんどpostしていないので、「最近…

HeForSheセミナーに行ってきました

今日(3月7日)、HeForSheセミナー「イノベーションが変える未来の仕事〜マインドセットが変える私たちの生き方・働き方」に行ってきました。HeForShe は、UN Womenが発表したジェンダー平等のための連帯キャンペーン(日本サイト)。今回のイベントはPwC Japa…

シカゴからシカゴへ―オバマ大統領「さよなら演説」から

2017年1月10日、オバマ・アメリカ大統領は、シカゴのMcCormick Placeで「さよなら演説(Farewell Address)」を行った。全文は、ホワイトハウスのウェブサイト Remarks by the President in Farewell Address | whitehouse.gov に掲載されているほか、多くの…

2017年はどんな年?

新年あけましておめでとうございます。 年末年始、関東はお天気のよいあたたかな日がつづきましたが、皆様はどのようにお過ごしになられたでしょうか? 写真は、年末に家族とでかけた新潟県・六日町のスキー場(ムイカ・スノーリゾート)からの風景です。お…

田部井淳子さんの訃音を聞いて

登山家の田部井淳子さんが亡くなられた。享年77歳。以前にこのブログに書いたとおり、私が高校生だった16,7歳のときに、田部井さんの講演を聞く機会があった。以来、その活躍ぶりを遠くから眺めては「あんなふうになりたい」と憧れてきた。田部井さんの講演…

プロジェクトマネジメントとしての書籍編集

社会人としてのキャリアのスタートは書籍の編集者だった。以来、18年間は書籍編集一筋、その後は独立して、様々な媒体の編集やコンサルティングなど、いろいろな仕事を経験してきた。だが、今でも自分の仕事のスタイルの基本は書籍編集で培った、「プロジェ…

プラハ・キューバ・ベトナム・広島〜オバマの和解の旅

オバマ大統領の広島訪問については、すでにあらゆるメディアがとりあげ、多くの方がfacebookなどで言及している。屋上屋を架すことになるが、以前にオバマ大統領が2009年4月にプラハで行った「核兵器なき世界」演説について触れたことがあるので(オバマinプ…

日産・三菱自動車共同会見でのゴーン氏の言葉にみる言葉力

5月12日朝、日産による三菱自動車への出資決定という、大ニュースが飛び込んできた(私は日経の朝刊で知った)。この日の夕刻の両社による共同記者会見をご覧になった方は多いのではないだろうか。私もその夜、何度かのニュースで会見の様子、とくに日産自動…

IoT・ドローンから「仕事の未来」まで

ここ半月の間に参加した2つのイベント(講演会)がたいへん印象深かったので、見聞きしたこと、考えたことを、備忘録として書いておきたい。 1月29日 日経主催の小池良次氏の講演会「2016年米IT・通信・メディア業界の展望~ドローン、IoT分野の日米…

新年のごあいさつ(2016)

あけましておめでとうございます。 2015年は私が社会人となって四半世紀の年であり、仕事についていろいろ見直すよい機会となりました。アテナ・ブレインズを創業してからは8年目。間にベンチャー企業での仕事の期間をはさみながら、いろいろな方のお力を借…

晩年のヘルムート・シュミット

ヘルムート・シュミット元西独首相(在任1974年〜1982年)が11月10日に96歳で亡くなった。70年代〜80年代の国際政治を動かしたキー・パーソンが、サッチャー元英首相(2013年没)に続きまた一人、舞台を去った。シュミットの晩年について、独Die Zeit紙の運…

30代で始めるべきこと・やめるべきこと、とは?

少し前の「Business Insider」に、「一生の成功のために30代で変えておきたい10のこと」(10 changes to make in your 30s that will set you up for lifelong success )という興味深い記事が掲載されていたので、ご紹介したい(書き手はShana Lebowitz氏)…

お知らせ3つ――新しいHP、新しい仕事、過去の仕事

9月末から10月初にかけて、私の仕事、会社関連でいくつか動きがありましたので、当ブログでもご紹介したいと思います。 その1・ホームページリニューアル 私の会社、アテナ・ブレインズのホームページを5年ぶりにリニューアルしました。 リニューアルサイト…

Content Inc.はアントレプレナーのためのコンテンツ・マーケティングの教科書

Joe Pulizzi(米国のContent Marketing Instituteの創始者)の近著「Content Inc. 」は、アントレプレナー、スモールビジネス・オーナーのための、コンテンツ・マーケティングの教科書だ。Joe Pulizziの前著、「Epic Content Marketing」は、どちらかという…

新オフィス!

8月も半ばをすぎ、お盆休みから仕事に戻られた方も多いのではないでしょうか。 当ブログも今月に入ってからすっかりお休みしていましたが、そろそろ復帰です。個人的な8月の最大のニュースは、当社(アテナ・ブレインズ)オフィスのお引っ越し。 正確に言…

第20回国際女性ビジネス会議で印象に残った言葉とは

今週の日曜日(26日)、第20回国際女性ビジネス会議に参加してきた。以前に参加したのは4年前の2011年、第16回のとき。今回が2回目の参加だ。朝から夜まで(午前10時から夜8時半まで)、実に多くの、いまの日本を代表する方たちのプレゼンテーションやパネ…

Great!! 日経のFT買収

昨夜11時半すぎに、たまたま日経電子版をみたら、「日経によるFT(フィナンシャル・タイムズ)買収に、FT親会社の英ピアソンが合意」という超ビッグニュースが飛び込んできた。 記事を読んで驚くとともに、心からおめでとうございます、と言いたい気持ちにな…

はじめてのソウル――柳宗悦からの旅

7月18日から20日にかけて、家族でソウルを旅した。はじまりは、柳宗悦だった。学生時代の恩師(故人)が授業の中で紹介してくださった柳宗悦の『民藝四十年』。その中の「失われんとする一朝鮮建築のために」という随想を読んで以来、そこで描かれている光化…

◯◯「乗り換え」もハブ&スポーク方式に…

この乗り換えは、飛行機や電車のことではない。通信などの契約のことだ。 先日、一念発起して、以下のような乗り換え(スイッチング)を行った。携帯電話【通信会社X社】 スマートフォンA【通信会社Y社】 光電話C(インターネット、CS放送〔チャンネル契約付…

「あらゆる音楽は、作曲されたときは常に『現代音楽』である」——藤倉大さんが紡ぐ未来

昨夜(6月26日)の興奮は一夜明けてもまだ冷めていない。今回、私自身は3回目の参加となった、石倉洋子さん主催の「ダボスの経験を東京で」第27回 は、世界的な作曲家・藤倉大さんをゲストに迎えての会だった。事前に、藤倉さんのインタビュー記事を読んだ…

石倉洋子さんはなぜいつも元気でアクティブなのか?

まもなく、石倉洋子さんの新著『世界で活躍する人が大切にしている小さな心がけ』(日経BP社)が刊行される(現在予約受付中で、アマゾンでは7月9日発売)。いろいろなご縁があって、この本は私が編集を担当させていただいた。版元である日経BP社で担当して…

音読の効用

このところ、いくつかの経験から、「音読」がマイブームになっている。1)英語の音読会への参加 友人にさそってもらって、企業のPrinciplesを英語で音読する、という集まりに参加させてもらった。音読だと、たしかに一語一語をないがしろにできないので、理…

500円!5%?それなら私にもできるかも。―「第26回 ダボスの経験を東京で」

5月22日、石倉洋子さんが主催している「第26回 ダボスの経験を東京で」イベントに参加しました。このイベントに参加するのは2回目。すべて「英語」(ただし、懇親会をのぞく)なので、初回は緊張しましたが、今回は2回目ということもあり、少しリラックス…

Follow your contributionーベン・ホロウィッツの卒業式スピーチ

アメリカでは5月の後半が大学の卒業式シーズンのようで、毎年、この時期に著名人の卒業式のスピーチが報道されます(これまでにも、このブログでいくつか紹介したことがあります。ジェフ・ベゾス、ラリー・ペイジ、シェリル・サンドバーグなど)。今年は、…

「リーディング産業」があるのがよいのか?

1990年代の半ば頃、日本の次のリーディング産業は何か、といったテーマの書籍のプロジェクトに関わったことがある。たしか、その書籍では、はっきり●●産業、といった明確な結論にはならず、複数の産業分野を取り上げていた、というおぼろげな記憶がある。 当…

変える!何を?

以前にこのブログで、「面倒くささ」との戦いについて書いたことがある (2009-11-13 - The Power of Words: Kyoko Fukuda's Blog)。「変えること」も、「面倒くささ」との戦いの1つで、ものぐさな私は、ついついおっくうになってしまう。 しかし昨日午後…

7周年!

今日、5月1日は、私の経営しているアテナ・ブレインズの創立記念日です。おかげさまで7周年を迎えることができ、8期目に入りました。2008年の開業からほどなくしてリーマンショック、また2011年には東日本大震災。そうした外的要因以外にも、折々に浮き沈み…

"日本語の科学"の影にこの人あり

年が明けてほどなくして、1冊の本が届いた。 松尾義之さんによる『日本語の科学が世界を変える』(筑摩選書)である。松尾さんは日本経済新聞社の「日経サイエンス」で長らく編集をされてきた。「サイエンス」の編集部は、私が日本経済新聞社出版局にいた頃…

境界が消える時代に感じる未来の足音

変化というものはひたひたと訪れるので、一つひとつは小さな変化でも、はっと気がついたときにはすでに大きく変わってしまっている、ということが多い。 最近、主にウェブやソーシャルメディアを眺めながらとくに感じるのは、「私」と「あなた」と「みんな」…

ユニバーサルデザインで世界をかえる人・松森果林さんの新著『音のない世界と音のある世界をつなぐ』から見える希望

松森果林さんのことは、当ブログでも2度ほど取り上げたことがあります。(美しく雄弁な言語、手話 祝・「わさびの匂い」警報装置イグノーベル賞)その松森さんから、新著『音のない世界と音のある世界をつなぐ ユニバーサルデザインで世界をかえたい!』(…

「人生の編集力」

7月から9月にかけて、身辺でめまぐるしく物事が動き、なかなか落ち着いてブログを書く気分になれませんでした。 ここ数日は郵便物にも目を通せないでいたのですが、今日、そのなかで一番分厚い封筒を開けたら、母校の雑誌(「HQ」)の秋号が、5冊分入ってい…

「敗北」宣言から1カ月、その後の急展開

前回、「転職、独立。「敗北」からの出発」という記事を書いてから約1カ月。様々な反響をいただき、身辺がいろいろ急展開をしています。新しい仕事のオファーをいただいたり、前からやっていた仕事の関連で、新たなプロジェクトが始まったり、同窓会誌のイン…

転職、独立。「敗北」からの出発

久しぶりに、ちょっと真面目なテーマ、自分自身のキャリアについてのブログです。 今年4月に、母校の卒業生女性向けのイベントを手伝った関係で、自分自身のキャリアについてふりかえる時間が増えました。これまでも当ブログにちらちらと書いてきましたが、…

創業5周年を迎えて

㈱アテナ・ブレインズ(http://athenabrains.com)を創業して、今日で5周年を迎えました。 当初想定したより、会社の成長はだいぶゆっくりですが、なにはともあれ、まずは5年続いたことを喜びたいと思います。先日、税理士さんと話した時に言われて印象的…

はてなブログに移行しました

「はてなダイアリー」から、「はてなブログ」に移行しました。家の引っ越しや模様替えは大好きなのですが、ウェブ関連の以降などは大の苦手で、うまくコンバートできているか少し不安です。何か不具合に気付かれた方は、ご一報ください。 これまで通り、印象…

サッチャーさんの訃報に接して

マーガレット・サッチャー英元首相が亡くなった。ご高齢だったので、いつかはこの日がくるだろうと思っていたけれど、訃報に接して、何とも言葉にできない思いを抱いている。サッチャーさんは、その強烈な手腕に毀誉褒貶ある人だったが、間違いなく20世紀を…

「青の洞門」的ブレークスルー

気がつけば、3月も終わり。年明けから3月上旬まで、“宇宙旅行的仕事”(http://d.hatena.ne.jp/fukukm10889/20120726)をしていて、それが終わった後、しばらく虚脱状態でしたが、ようやく気を取り直して、次の年度に向けての準備を開始したところです。3…

80歳まで働く未来

アカデミーヒルズ(六本木)で開催された、『ワーク・シフト』(プレジデント社)の著者、リンダ・グラットン教授の来日記念セミナーを聞きに行って来た。モデレーターは、『採用基準』(ダイヤモンド社)の著者、伊賀泰代氏。 グラットン教授の冒頭の1時間…

ビジョンとハードワークと

遅ればせながら、今年のノーベル生理学・医学賞を受賞された山中伸弥先生の著作、『山中伸弥先生に、人生とiPS細胞について聞いてみた』(聞き手・緑慎也、講談社刊)を読みました。「中学生にも読める」と銘打たれている通り、とても読みやすい本ですが、山…

「Talk, Inc.」を読む

仕事柄、企業コミュニケーション関係の本に目を通すようにしているが、そうした中で、最近、非常にインスパイアされる本に出合ったのでご紹介したい。 タイトルは「Talk, Inc.」。著者は2人で、1人は、ハーバード・ビジネス・スクール教授で組織行動が専門…

私的宇宙旅行?からの帰還

宇宙から帰ってきました、というと「エッ」と驚かれるかもしれませんが、ここ数日間、ギューっと考える、という作業をしていたので、感覚的には、宇宙旅行から帰ってきた、というのに近いです。 私は生来不器用なたちなので、同時並行的に仕事を進めるのはあ…

歴史と個人――3冊の本

連休なので、読書ネタを。年々、読む本の数が減ってきているのだけれど、それでも時おり、途轍もない傑作に出くわします。というか、私自身がとても好きなタイプの本に出合います。私の好きなタイプの本というのは、個人の人生を歴史の大きな流れの中に位置…

近況など

気がつけば2012年も、もう半分終わってしまいました。まとめて近況報告と雑感を。昨年は震災以後、半年くらい、仕事の動きがぱったりと止まっていたのですが、秋以降に忙しくなり、それが今年4月頃まで続きました。ゴールデンウィークはけっこうのんびりでき…

シェリル・サンドバーグの卒業式スピーチ

毎年、5月のこの時期はアメリカの大学の卒業式シーズンであり、卒業生に対してビジネス界や政界のリーダーが行ったスピーチがウェブ上に公開されるのを楽しみにしています。今年は、フェイスブックのCOOであるシェリル・サンドバーグ(Sheryl Sandberg)が5…

書評『ストーリーテリングのリーダーシップ』

ストーリーテリングの第一人者である、ステファン・デニング(Stephen Denning)の著書“The Secret Language of Leadership: How Leaders Inspire Action Through Narrative”の翻訳書『ストーリーテリングのリーダーシップ』が刊行された。原著の刊行から5年…

新しい顧客はどこにいるのか

日経新聞の地方面(神奈川・首都圏経済面)に、ユニークな企業の記事が載っていたので、ご紹介します。 エイシン電機という、横浜市に本社のある従業員38人の会社。コンビニにあるホットショーケース(から揚げなどの入れてあるショーケース)で、国内4割の…

創業4周年を迎えて

今日、5月1日で、私の会社アテナ・ブレインズが創業4周年を迎えました。創業4周年を期に、心機一転ということで、ホームページをリニューアルしました。リニューアルは、ホームページ開設のときと同様、id:simpleAさんの会社にお願いしました。 さて、変えた…

経営者が「言葉力」を語ることの重み

こういう本を待っていた気がする。コマツ会長・坂根正弘氏の新刊『言葉力が人を動かす』である。 私の仕事のコアの部分に、経営者のメッセージ発信の支援がある。私の会社アテナ・ブレインズは、「企業の成長を言葉の面から支援する」ことをミッションとして…

オープンエデュケーションの現在

昨日(3月9日)、アカデミーヒルズ(六本木)で開催された、「オープンエデュケーションがもたらす人材革命」と題されたセミナーに参加してきました。講師は、飯吉透さん(京都大学高等教育研究開発センター教授、オープンエデュケーションの第一人者)で、…

ギャップタームに思う

大学の9月入学検討が本格的に始まった。そして9月入学と合わせて議論されているのが、高校を3月末に卒業してから大学に9月に入るまでの半年を、「ギャップターム」として、積極的に位置づけようというもの。 グローバルスタンダードに合わせた9月入学の…